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2月 活動報告

●荒川区がヒブワクチン任意接種費用助成を決定

東京・荒川区が新年度からヒブワクチンの任意接種費用の助成を行うことを決定しました。
21年度予算案の公表に伴い明らかになったものです。
助成内容は、0~4歳までが対象で1回の接種で3,500円、4回まで助成するというもの。
ヒブワクチンの任意接種に対して費用助成を行う自治体は、これでトータル8自治体となります。

●費用助成・定期接種化を求める活動等の一覧をHPで紹介

守る会では、「費用助成・定期接種化を求めよう!!全国に広がる声」と題した資料ページをHPに設けました。

http://zuimakuen.net/a1-4.html

任意接種費用助成事業を設けている自治体とその助成内容、、行政措置予防接種指定をしている自治体、早期定期接種化を求める意見書を採択している地方議会の各一覧とともに、現在、各地で取り組まれている署名・要請活動も一覧形式で紹介しています。
全国で取り組まれている活動の参考にしていただくとともに、「うちでもこんな取り組みを行っているよ!」「意見書が採択されたよ!」という情報をお持ちの方、是非とも守る会までお知らせいただけるようよろしくお願いいたします。

●ヒブワクチン、3月より供給制限へ

ヒブワクチン「アクトヒブ」の供給が3月より一部制限される見通しとなりました。
メーカーが関係各方面に明らかにしたもので、生産量を上回る注文が発生していることに対応するためとのことです。
これは当初の需要予測を大幅に上回る需要が生じているためで、細菌性髄膜炎やヒブワクチンに対する国民の期待の高まりを感じるものです。
任意接種と定期接種では予測される接種率が大きく異なるため、今回のように国民の要望が高いワクチンの場合、今回の生産量不足という事態に直面する可能性があり、これは今後の導入が予定される小児用7価肺炎球菌ワクチンなども同様です。
やはり早期定期接種化が望まれるものと改めて実感するものです。

●長野県内での活動をご紹介

飯田市で意見書採択を実現するなど活発な要請・啓発活動が行われている長野県ですが、下記のような動きがあったとの御連絡をいただきましたのでご紹介します。

■広域連合が要望書を提出
1月、南信州広域連合(長野県飯田市・下伊那郡各町村)は、「細菌性髄膜炎ワクチンの定期予防接種化を早期に求める要望書」全市町村長(1市3町11村)の連名で総理大臣・厚生労働大臣あてに提出しました。
自治体首長名での要望書提出は恐らく全国で初めてのことと思われます。


2月20日、下伊那郡阿智村議会にて「細菌性髄膜炎ワクチンの早期定期予防接種化を求める意見書」が採択されました。
昨年12月議会で同意見書を採択した千葉県議会、飯田市議会に続き、全国で6議会目の採択です。

いずれも地元の皆様のご奮闘により実現したものです。
本当にありがとうございます!
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細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会

Author:細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会
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