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小児用肺炎球菌7価ワクチン(PCV7)承認!!

本日正式に承認がおりました。

ワイス社のプレスリリース⇒http://www.wyeth.jp/news/2009/1016_2.asp

細菌性髄膜炎は
ヒブワクチンとこの小児用肺炎球菌7価ワクチンの2つを接種することで
はじめて約90%が予防できるのです。

また肺炎球菌が起因菌として引きおこる疾患は他にも・・

そうたとえばその名前の通り肺炎や比較的身近な中耳炎
聞きなれないかも知れませんが非常に多くの子どもたちが感染している菌血症
これらのの起因菌の代表格です。

細菌性髄膜炎においてはヒブワクチンと両方接種することで90%防ぐことができますし
その他の疾患については完璧に予防できるというものではありませんが、
疾患のリスクを大幅に下げることができるのです。

ヒブワクチンと小児用肺炎球菌7価ワクチン小さなお子さんをお持ちのご家族のみなさま
これから赤ちゃんを迎えようとするご家族のみなさま
ぜひ覚えてくださいね。

ヒブワクチンの供給不足も残念ながら、いまだ続いています。

新型インフルエンザのワクチンは1回接種にすることで接種対象の幅を広げる?
これも供給が足りていないからとられた苦肉の策に思えて仕方ありません?

新型インフルエンザを製造するために季節性インフルエンザも供給不足

急激な需要の高まりに成人用肺炎球菌ワクチンも不足
欧米では政府がメーカーに要請を行いワクチンを確保しているそうです。

思い出してみてください日本脳炎ワクチンの時も・・・

日本では大切なワクチンがいつだって足りなくなる・・・
一見全く別の問題のように思えますが
これもそれも根源は同じではないのでしょうか??
また何度でも同じことを繰り返すのではありませんか??

今さまざまなワクチン・予防接種の話題が増えています。

みなさまも
これらの騒動をきっかけに日本のワクチン・予防接種の制度について
ぜひとも考えてみてください。

【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】
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細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会

Author:細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会
細菌性髄膜炎・ワクチンの詳細については
細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会
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