細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会活動報告ブログ
『細菌性髄膜炎』聞きなれない病名かもしれませんが 日本の子どもたちみんなこの病気の危険にさらされています。 防ぐことができるワクチンの早期導入・普及を訴える活動です。 会の活動のご報告や参加募集・お知らせなどを掲載します。
世界髄膜炎DAY2012★大阪扇町公園
4月24日(火) 世界髄膜炎DAY2012
11:00~15:00 大阪市北区扇町公園
http://worldmeningitisday.web.fc2.com/

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テーマ : 近畿地方(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)の各府県の駅前路線情報 - ジャンル : 地域情報
あの日から1年
東日本大震災から今日で1年
多くの人のいのちと人生を飲み込んだ津波。
多くの人のを日常を切り裂き苦悩を生んだ原発事故。
私たち人の力は非力でなんてちっぽけなんだろう。
被災した人も、そうでなかった人も現実に打ちのめされた震災でした。
大きな変化を余儀なくされる中、人の思いやりやつながりが
また力を生み出すことも再確認しています。
この力がきっと復興へのパワーとなってくれますように
私たちは犠牲になったみなさまのご冥福をお祈りしながら
そして時間をかけて生活を取り戻そうと復興へと向かっている被災地のみなさまを
これからも微力ですが自分たちにできる形で応援して行きたいと思います。
守る会として
この1年を振り返ってみると
震災をきっかけに多くの方が選択を迫られ、
主義主張がぶつかるのを目の当たりにして、感じていることがあります。
不安になる気持ちと、安全性を求める気持ちと科学的に、医学的に正しいこと
どちらが良いのか、どっちが正しいとぶつかるだけでは良い選択には繋がらない。
まさに、ワクチンの安全性や副反応のことにも通じることだと改めて感じているのです。
ちょうど昨年の3月に予防接種を受けたお子さんの死亡事例が立て続けに報告されヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンが使用中止になっていました。その後速やかに議論され4月には再開されたのですが、、、
保護者のみなさん、一方的に医学的に問題ないといわれても迷い、苦悩されてるのではないだろうか?と思い
発行したニュースレターがあります。。
この件もちょうどあれから約1年経ちましたが、今も多くの保護者さんが同時接種にするかどうか?予防接種の選択に迷われています。
あの時に今一度振り返り、記事の一部をご紹介いたします。

不安になってもいい! !迷って当然! ! 子どもたちを守るために本当に必要なことは?【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】代表 田中美紀
お子さんたちがワクチンの接種後に亡くなったという報道が センセーショナルになされ、 同時接種が原因なのでは?と いう臆測の混じった報道も数多くあり、大変困惑されたことだと思います。 それなのに、その後の経過についてはそのほとんどが報じられず、今まさに接種を受けようとする時期のお子さんを抱えた保護者のみなさまは不安や不信感でいっばいで苦悩 されていると思います。
『本当にワクチン安全なの?』
『同時接種は怖いんじゃないの?』と
迷われていると思います。
『因果関係はありません ! 再開しますよ』という事だけを伝 えられても、大きな不安や疑問を感じられるのは当然のお 気持ちだと思います。 不十分な情報の中で迷ってしまってもそれは自然な気持ち なのです。 私たち「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」では、これ まで細菌性髄膜炎はワクチンで防げる疾患であり、海外で 有効性、安全性ともに高く評価されている、両ワクチンの導 入、普及を求めてまいりました。 今、現在も日本では残念ながら細菌性髄膜炎を発症してい るお子さんがまだまだたくさんいます。 私たちは、今回亡くなってしまったお子さんたちはワクチン に困るものではありませんでしたが、ご冥福をこころから祈 りながら、ワクチンで救えるいのちがあることを伝えていくこ と、ひとりでも多くの子どもたちを守っていきたいということ をお伝えすることが、今回の症例のお子さん、そしてこれま でvPDで亡くなったお子さんのいのちに目を背けず向き合 うことなのだと考えます。 しかし、今回のようなことがあると、私たち保護者は子ども たちのワクチンを考える時、何を見て、どう考え、判断して いけばよいのでしょう? 接種しないと感染症に感染するというリスクとも常に背中合 わせですし、 ワクチンは薬品ですから ー00%の安全はあり えません、接種を受けることにはリスクが伴います。 また、同時接種と単独接種もどちらか一方が必ず安全だと も言いきれないのです。 本当に迷って悩んでしまいますね。
こうして私たちが決断できず悩んでいる間、感染してしまうリス クを背負うのも、 子どもたちです、 幼い子どもたち 自 らは選択 できません、私たち保護者が代りに決断してあげなければな りません。その責任の重大さ、プレッシャーに押しつぶされそ うですね。
不安になってもいいのです。迷っても当然です。 私たちはこのかけがえのない子どもたちを守りたいのですから・・・
〇接種を検討する際のいくつかのポイントとして
〇積極的に情報にアクセスし収集しましょう !
〇集まった情報が本当に正しいのか検証をしましょう
〇迷ったら複数の人に意見を求めましょう!
予防接種を受け始めるのは生後2ヶ月ごろから、出産後から の情報収集では充分に検討する時間も余裕もとれないかもし れません。妊娠したらかかりつけ医とする小児科を地域で探し 始めるつもりでも早過ぎるということはないでしょう。 私たち保護者が子どもたちを守るために一番必要なことは、こ の一連の行為かもしれません。 子どもたちのために、行動し、調べて、悩み、覚悟して決断し てあげること= パパやママが一生懸命悩んで考え出してくれた答えをベビー たちはきっと受け入れてくれると思います。 そして、私たち自身も考え抜いた決断なら受け入れることがで きるのではないでしょうか?
同時接種と単独接種、 リスク・メリツトとは?
【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】事務局長 高畑紀一
ヒブワクチン一小児用肺炎球菌ワクチンを接種する際に、保護者にとって不安に感じることのひとつに「同時接種」が挙げられると思います。 「一度に複数のワクチンを接種したら、 何らかのリスクが高まるんじゃないかな?」と不安を感じるのもある意味、 当然 です。だって、私たち保護者はもちろん、我が国では多くの医療 従事者もワクチンの同時接種はあまり経験してきていないのです から。
一方、欧米では同時接種は当たり前のように実施されていま す。 それは同時接種により、 体調が良い等、 接種に適したタイミ ングで一度に複数の疾患に対する抗体を付けられること、何度も 医療機関に足を運ぶことを避けられることなど、同時接種がもた らすメリットを享受するためです。単独接種では抗体を得るため に時間がかかりますし、その間に罹患する危険性も高くなりま す。接種を受ける時期に、常に体調が良いわけではないというこ ともあるでしょう。
同時接種によリリスクが増大するかどうか、国内外でいくつか の研究が行われています。接種部位の腫れ等が増加するという 報告もありますし、重篤な健康被害は増大しないという報告も有 ります。私たち保護者としては、同時接種により得られるメリット、 デメリットを勘案しながら、主治医の先生と良く相談の上、どうし たら子どもたちを速やかに感染症から守れるのかを最優先に考 えて判断していきたいですね。
記事掲載日(2011年4月15日)でした。
多くの人のいのちと人生を飲み込んだ津波。
多くの人のを日常を切り裂き苦悩を生んだ原発事故。
私たち人の力は非力でなんてちっぽけなんだろう。
被災した人も、そうでなかった人も現実に打ちのめされた震災でした。
大きな変化を余儀なくされる中、人の思いやりやつながりが
また力を生み出すことも再確認しています。
この力がきっと復興へのパワーとなってくれますように
私たちは犠牲になったみなさまのご冥福をお祈りしながら
そして時間をかけて生活を取り戻そうと復興へと向かっている被災地のみなさまを
これからも微力ですが自分たちにできる形で応援して行きたいと思います。
守る会として
この1年を振り返ってみると
震災をきっかけに多くの方が選択を迫られ、
主義主張がぶつかるのを目の当たりにして、感じていることがあります。
不安になる気持ちと、安全性を求める気持ちと科学的に、医学的に正しいこと
どちらが良いのか、どっちが正しいとぶつかるだけでは良い選択には繋がらない。
まさに、ワクチンの安全性や副反応のことにも通じることだと改めて感じているのです。
ちょうど昨年の3月に予防接種を受けたお子さんの死亡事例が立て続けに報告されヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンが使用中止になっていました。その後速やかに議論され4月には再開されたのですが、、、
保護者のみなさん、一方的に医学的に問題ないといわれても迷い、苦悩されてるのではないだろうか?と思い
発行したニュースレターがあります。。
この件もちょうどあれから約1年経ちましたが、今も多くの保護者さんが同時接種にするかどうか?予防接種の選択に迷われています。
あの時に今一度振り返り、記事の一部をご紹介いたします。

不安になってもいい! !迷って当然! ! 子どもたちを守るために本当に必要なことは?【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】代表 田中美紀
お子さんたちがワクチンの接種後に亡くなったという報道が センセーショナルになされ、 同時接種が原因なのでは?と いう臆測の混じった報道も数多くあり、大変困惑されたことだと思います。 それなのに、その後の経過についてはそのほとんどが報じられず、今まさに接種を受けようとする時期のお子さんを抱えた保護者のみなさまは不安や不信感でいっばいで苦悩 されていると思います。
『本当にワクチン安全なの?』
『同時接種は怖いんじゃないの?』と
迷われていると思います。
『因果関係はありません ! 再開しますよ』という事だけを伝 えられても、大きな不安や疑問を感じられるのは当然のお 気持ちだと思います。 不十分な情報の中で迷ってしまってもそれは自然な気持ち なのです。 私たち「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会」では、これ まで細菌性髄膜炎はワクチンで防げる疾患であり、海外で 有効性、安全性ともに高く評価されている、両ワクチンの導 入、普及を求めてまいりました。 今、現在も日本では残念ながら細菌性髄膜炎を発症してい るお子さんがまだまだたくさんいます。 私たちは、今回亡くなってしまったお子さんたちはワクチン に困るものではありませんでしたが、ご冥福をこころから祈 りながら、ワクチンで救えるいのちがあることを伝えていくこ と、ひとりでも多くの子どもたちを守っていきたいということ をお伝えすることが、今回の症例のお子さん、そしてこれま でvPDで亡くなったお子さんのいのちに目を背けず向き合 うことなのだと考えます。 しかし、今回のようなことがあると、私たち保護者は子ども たちのワクチンを考える時、何を見て、どう考え、判断して いけばよいのでしょう? 接種しないと感染症に感染するというリスクとも常に背中合 わせですし、 ワクチンは薬品ですから ー00%の安全はあり えません、接種を受けることにはリスクが伴います。 また、同時接種と単独接種もどちらか一方が必ず安全だと も言いきれないのです。 本当に迷って悩んでしまいますね。
こうして私たちが決断できず悩んでいる間、感染してしまうリス クを背負うのも、 子どもたちです、 幼い子どもたち 自 らは選択 できません、私たち保護者が代りに決断してあげなければな りません。その責任の重大さ、プレッシャーに押しつぶされそ うですね。
不安になってもいいのです。迷っても当然です。 私たちはこのかけがえのない子どもたちを守りたいのですから・・・
〇接種を検討する際のいくつかのポイントとして
〇積極的に情報にアクセスし収集しましょう !
〇集まった情報が本当に正しいのか検証をしましょう
〇迷ったら複数の人に意見を求めましょう!
予防接種を受け始めるのは生後2ヶ月ごろから、出産後から の情報収集では充分に検討する時間も余裕もとれないかもし れません。妊娠したらかかりつけ医とする小児科を地域で探し 始めるつもりでも早過ぎるということはないでしょう。 私たち保護者が子どもたちを守るために一番必要なことは、こ の一連の行為かもしれません。 子どもたちのために、行動し、調べて、悩み、覚悟して決断し てあげること= パパやママが一生懸命悩んで考え出してくれた答えをベビー たちはきっと受け入れてくれると思います。 そして、私たち自身も考え抜いた決断なら受け入れることがで きるのではないでしょうか?
同時接種と単独接種、 リスク・メリツトとは?
【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】事務局長 高畑紀一
ヒブワクチン一小児用肺炎球菌ワクチンを接種する際に、保護者にとって不安に感じることのひとつに「同時接種」が挙げられると思います。 「一度に複数のワクチンを接種したら、 何らかのリスクが高まるんじゃないかな?」と不安を感じるのもある意味、 当然 です。だって、私たち保護者はもちろん、我が国では多くの医療 従事者もワクチンの同時接種はあまり経験してきていないのです から。
一方、欧米では同時接種は当たり前のように実施されていま す。 それは同時接種により、 体調が良い等、 接種に適したタイミ ングで一度に複数の疾患に対する抗体を付けられること、何度も 医療機関に足を運ぶことを避けられることなど、同時接種がもた らすメリットを享受するためです。単独接種では抗体を得るため に時間がかかりますし、その間に罹患する危険性も高くなりま す。接種を受ける時期に、常に体調が良いわけではないというこ ともあるでしょう。
同時接種によリリスクが増大するかどうか、国内外でいくつか の研究が行われています。接種部位の腫れ等が増加するという 報告もありますし、重篤な健康被害は増大しないという報告も有 ります。私たち保護者としては、同時接種により得られるメリット、 デメリットを勘案しながら、主治医の先生と良く相談の上、どうし たら子どもたちを速やかに感染症から守れるのかを最優先に考 えて判断していきたいですね。
記事掲載日(2011年4月15日)でした。
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