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長妻昭厚生労働大臣と面談

大変ご多忙にもかかわらずお時間を割いてくださったことに感謝いたします。

2010年3月23日
厚生労働省大臣室にて
守る会からは代表の田中、副代表の武内、事務局2名と、山口県から当事者家族が面談に挑みました。

長妻大臣要請20100323


1、ヒブワクチン(アクトヒブR)小児用肺炎球菌7価ワクチン(プレベナー)を予防接種法による定期接種対象疾患(一類疾患)に位置づけること

2、ワクチンの医学的な必要性の明確化とワクチンの有効性の確認のため、ワクチン関連疾患の原因病原体別発生頻度について全数把握を行うこと

3、感染症対策およびワクチン施策を迅速かつ円滑に行うため、現在のワクチンメーカーと医薬品医療機器総合機構および外部専門家によるワクチンの審査組織を改善し、小児市中感染症の専門家、ワクチン接種者の代表を加えた委員会および審査組織の構築すること

の3点を要請しました。

これに対し長妻大臣は
「ワクチンの定期化は、ワクチン検討会での議論を踏まえて判断していきたい」

「ワクチンの重要性を国民に周知することが必要だということは、理解しているのでその努力をしたい」

「髄膜炎の総数把握は、全国定点で実施しているので、その結果で原因菌についても判断していきたい」

「日本版ACIPの設置の必要性は了解している 親あるいは患者会の代表の参加だけでなく、周辺国の代表も議論に加わるような仕組みを考えたい」

と見解をしましました。




同日、国会議員会館で行われた学習会・民主党の青木愛副幹事長との面会時同様に

守る会田中からは日本の子どもたちの現状、当事者ご家族からは無念の思いを
大臣に伝えることはできました。

それをどう受け止め
どう行動されるかは
そのおこころ次第です。
私たち国民は今後をこれまで以上に
注視してまいります。




目をつぶって荒波の日本海の断崖絶壁・・・
そうですね・・たとえば東尋坊のような・・崖の上を想像してみてください。
細菌性髄膜炎という感染症が原因で日本のこどもたちはその崖っぷちから突き落とされ続けています。
毎年毎年約1000人です。
荒れ狂う海に投げ込まれた子はその多くが生死をさまよいます。
医療という救助船に救われる子ももちろんいますが4人に1人はいのちを落とすか、
助けられても後遺症というハンディを背負い生きていかねばなりません。

私たち大人がワクチンという手を差し伸べれば救うことができる子どもたちです。
ワクチンを接種していればそんな危険な崖の上に座る必要すらないのです

保護者は我が子がそんなところから突き落とされることになるかもしれないということに
全く気付かない方がまだまだいらっしゃいます。
しかし、次はどの子がそこに座らせられるのか突き落とされることになるのか?
それは誰にもわかりません。
みなさんなら目の前に今にも落っこちそうな赤ちゃんがいたとしたら・・・
どんな行動をとりますか?
手を差し出しますか?
あぶない!って叫びますか?
それともただ見ていることしかしないのでしょうか?
この行動は、結婚しているとか子どもがいるとか
医師であるとか政治家であるかとか
そんなことはまったく関係ないことだと思います。
子どもたちを安全な場所に導くのはすべての大人の責任だと思いませんか?

今この光景が見えている私たちは
今どんな行動をとるべきでしょうか・・・
今手を差し出すことができる大人は
何をすべきなのでしょうか?

私たちに迷っている猶予はありません!!
ご決断をお願いします。

【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】


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