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★速報★2009年「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化を求める請願署名」

2009年「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化を求める請願署名」

紹介議員(順不同)

衆議院
田嶋要議員(民主党)
後藤田正純議員(自民党)
加藤紘一議員(自民党)
古屋範子議員(公明党)
阿部知子議員(社民党)

参議院
大島九州男議員(民主党)
小池晃議員(共産党)
岸宏一議員(自民党)
高橋千鶴子議員 (共産党)
広中和歌子議員(民主党)
姫井由美子議員(民主党)⇒審議前日に不可との連絡があり

と多くの議員のみなさまが紹介議員となってくださり請願を提出いたしました。


2009年12月3日

参議院厚生労働委員会  請願可決!!

引き続き翌日採決される衆議院厚生労働委員会への大きな期待も高まりました。


昨日当ブログでメッセージとしてお伝えしました内容も守る会事務局から以下の内容を『最後のおねがい』として委員会の理事のみなさまにお届けしました。


細菌性髄膜炎から子どもたちを守ってください!”
  臨時国会での採択を強く求めます

また貴い小さな命が失われてしまいました。悲劇を繰り返さないで!

前略 細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会です。今回の臨時国会に「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化に関する請願」が各党の紹介議員から提出され、審議を延頸鶴望の想いでみています。そうした中、悲劇の知らせがまた私たちの元に届き、心が折れそうです。諸先生方、どうかこの事実をしっかりみて考え、決断してください。以下はある小児科の先生からの昨日届いたメールです。(原文を要約しています)

 「当院でヒブ髄膜炎患者さんが出ました。1歳9か月のお子さんです。11月下旬に当院に発熱のため受診しました。異常に顔色が悪くSpO2が68しかでないので、インフルエンザ肺炎かと思って診察中に救急車を呼び、入院加療を要請しました。入院先では気管支肺炎として様子を見ていましたが、その晩に痙攣重積が起き、その時にとったCTで脳浮腫が解り、髄膜炎疑い、となったそうです。その時から自発呼吸もなく、ルンバール(腰椎穿刺)は不可能だったので、血液培養でヒブ感染症と診断されています。実は先ほどお亡くなりになったそうです。(家族から連絡が有りました) ワクチンが行き渡っていれば、と無念な思いです。ちなみに母親はワクチンの話は知っていたようですが、高額のため様子を見ていたようです。」

 このお子さんはワクチンさえ接種していれば助かった命です。小さな手のひらの中にたくさんの夢や希望を握りしめて頑張って生れてきた子が、僅か1年9ヶ月で、なぜ一人で天国へ旅立たせなければならないのでしょうか。余りにも切なく淋しい惨い旅路です。守れなかった子どもたちに大人は何をすべきですか?政治家の先生方、どうかよく考え決断してください。
 ワクチンで防げる病気で苦しませたり、障害を残させたり、死亡させることは「ネグレクト」という虐待ともいえます。保護者の方は悪くありません。子どもや保護者の方に良いワクチンを取り揃えず、正しい情報を出さず、受けやすい制度を作らない社会による虐待です。WHOは細菌性髄膜炎を予防するヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンの定期接種化の勧告を出しています。今、先生方が判断し、社会システムを整備することで、こうした悲劇を止めることができるのです。どうか、委員会において一日も早い定期化の意見を国に示してくださいますよう強くお願い申し上げます。失われた命に報いる結果を切望します。



そしていよいよ・・・

2009年12月4日

衆議院 厚生労働委員会の審議を採決を祈る思いで待ちました。。



しかし。。。



みなさまに非常に悔しく腹立たしいお知らせをしなくてはなりません。

守る会事務局が衆議院の厚生労働委員会を傍聴、審議は全体でも5分ほどだったそうです。

結果は保留(???)

保留という意味が把握できず・・・
紹介議員となってくださった議員事務所に事務局から問い合わせ・・・の結果

『保留、と言うのは、持ち越しになるわけではない。
従って、改めて次の国会では、改めて提出しなければならない。』

つまり
言葉を言い変えただけの審議未了だと判明しました。

~保留への経緯~

与党民主党の今回の国会運営に対して、自民党はみなさまもご存知のように主要な委員会への欠席を続けております。
請願の採択は、慣例で『全会派一致』が原則です。
野党第一党である自民党が欠席の中、採択することはできないと、民主党が判断し『保留』(審議未了)となったのだそうです。

審議が尽くされた様子はありません。
全体でたったの5分・・・
この件については『保留』と言い渡すだけの時間しか割かれませんでした。
審議が尽くされ、その上で意見が別れまとまらなかったのであれば『保留』にも納得できます。

しかし、そうではなく

子どもたちのいのちに係わる事項よりも、国民の声よりも、国会内での攻防が最優先された瞬間でした。

本当に残念でなりません!!
本当に悔しくてなりません!!


私たちは何度でも繰り返し問います!!

最も優先されるべきは『子どもたちのいのち』ではないですか?

次期国会の会期までの間にも確実に
細菌性髄膜炎に罹りいのちの危機にさらされる子
後遺症を残してしまう子
そして、幼いなんの罪もないいのちが奪われてしまう・・・

大人の都合で犠牲になり続けているのは子どもたちなのです。


【細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会】

★追記★
守る会では12/7~12/14まで
この採決の結果に対するご意見を募集しています!!
みなさまから寄せられたご意見は審議に携わった方々へ届けます。

>>> URL
https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P56633968
>>>携帯URL
https://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P56633968
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