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声明 衆議院厚生労働委員会で請願の取り扱いについて

2009年12月16日


 


「細菌性髄膜炎から子どもたちを守る

ワクチンの早期定期接種化に関する請願」の


衆議院厚生労働委員会での取り扱いについて


細菌性髄膜炎から子どもたちを守る会


代表 田中 美紀


 


多くの皆様にご協力いただいた「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化に関する請願」は締め切り後も全国から届けられ、最終的に5万筆を超える大きな声となりました。お寄せいただいた請願署名は、2009年11月、衆参両議長あてに9名の紹介議員を通じて提出することができました。


ご協力いただきました皆様に心より御礼申し上げます。


この請願の取り扱いは、両議会の各厚生労働委員会の判断に委ねられました。参議院では12月3日に厚生労働委員会で採択されました。ところが「衆議院では採択されないかもしれない」という情報が寄せられたため、今国会での審議及び採択を求める「最後のおねがい」を審議ぎりぎりまで議員会館を訪問し直接要請したり、書面として委員会の理事のみなさまにお届けしました。


しかし、残念な事にその甲斐もむなしく、翌日4日の衆議院厚生労働委員会では審議されず「保留」となったのです。「保留」とは次期国会で引き続き審議するのではなく、改めて請願する必要があるとの事で、実質的には「審議未了」=「廃案」と同じです。


請願としての5万人を超える国民の声、同時に100を超える地方議会から提出されている意見書に込められた有権者の声を無視したも同様の、今回の衆議院における「細菌性髄膜炎から子どもたちを守るワクチンの早期定期接種化に関する請願」の取り扱いについて激しい憤りと怒りに震えております。


国民を守る立場にある議員が審議を放棄するなんてあってはならないはずです!国民の声を受け議論することこそ、有権者によって国会議員として送り出された代議士の責務です!


古き慣例を変革する目的での政権交代であったはずです!全会一致の慣例を優先したと、罹患した子どもたちの前で胸を張って言えるのでしょうか?


なによりも「失われ続けているいのちと健康」を真摯に見つめて下さい!


そして、日本の未来の宝である子どもたちを守るための対応を、早急に示してください!




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